分析

2022年7月9日土曜日

スポーツ動画に編集でスコア表示を付けようとすると地獄 (解決提案あり)

地獄を見た・・・
誰も「おい、その先は地獄だぞ」って言ってくれなかったんだもん・・・


Fateシリーズのアニメ(ゲームかな?)を見てない方を、いきなり置き去りにしてしまったわけですが、ビデオ編集のお話です。

ちょいとバレーボール試合の動画にスコア表示を付けて欲しいという依頼を受けましてね。
某ナラというサービスでは3,000円で請け負う方がいるそうです。
うーん・・・多分頼んだ方が早かっただろうな。。。

依頼を受けて、はて?どうやろうか?と思いググりまして。
こちらのサイトを参考にさせてもらいました。

単に点数表示なら上記のサイトに記載の方法でも構わないとおもいます。
野球やサッカーのように、点数が動く機会が少ない競技ならなおさらです。

しかし、野球でもスコア表示以外の情報をリアルタイムで表示させようとすると・・・
はっきり言いましょう。

地獄を見ます!!

実際どうなったか・・・

これでも工夫した状態の編集画面です。
タイムラインがエライ事になっています。


見えているタイムラインの上2つが点数のタイムライン。
参考にさせてもらったサイトと似たような感じでタイトル機能を利用しています。

これ工夫したって言いましたが、最初はプレビュー画面右上に表示されているスコア表示を一つのタイムラインで管理していました。

スコアボード土台の画像、取得セットの数(二つ)、それぞれのチーム得点(これも情報二つですね)。

多分・・・なんですが、PowerDirectorのタイトル機能って別にテキスト情報で管理していなくて、いちいち画像に変換してるっぽいんですね。
なので、一つのタイムラインにいくつも詰めると・・・これも謎っちゃ謎なんですが、分割入れた段階で、情報量がガツンと増えます。
点数が変わった時にタイトルデザイナーに切り替えて点数を1アップするだけなのですが、タイムライン編集画面からこちらの画面に移動するまで十数秒ぐらい待ちます。・・・最初のうちは。


これが分割数が増えていくにしたがって、それぞれの編集画面への切り替え時間が長くなって、終いには分単位で時間かかりました。

なので、分割するタイトルの情報量をなるべく少なくしたくて、チームの点数だけ別管理(別のタイムライン)にしました。

それでも中盤からは切り替えに時間かかるようになりましたね。

で、切り替えに時間かかるだけなら良いのですが、切り替え中やプレビュー再生しようとすると固まるんですよ。ソフトが。

で、たまにソフトが落ちます。

データ保存しない状態でソフトが落ちると

間違いなく心が折れます!!

それも結構な頻度で落ちました。

なので、一点スコアが変わるたびにデータを保存・・・
またプレビューして・・・の繰り返し。

あ~バンドのライブ動画編集って楽だったんだなぁ~~~(笑)
って強く感じましたね。。

PowerDirectorってバンドのライブ映像編集程度だったらほぼ落ちた事なかったんですよね。
まあ、この辺り、趣味用ソフトとでも言いましょうか。

断言はできませんが、Premiere Pro(6なら持ってる・・・まだ買い切り時代のバージョン)、Vegas Pro、Edius等はもしかするとメモリー管理がしっかりしてたり、テキストの情報の持ち方が違うかもしれません。

Videoなんちゃらだったらもっとソフトが落ちていたかも(あくまでバージョン12の頃の経験談ですが・・・)

PowerDirectorってマルチカム編集機能に加え、各動画ファイルの音声で同期取れたりするので、この価格帯ではマルチカム使う場合は他より優れてるとは思うのですが、ことタイトル機能の編集の多様は危険って事だけは分かりました。

ちなみに編集に使ってるマシンスペックはWindows 10(64ビット)、CPUが Intel(R) Core(TM) i7-11700、メモリーが16.0 GB です。一応GPUも活用できるらしいので、記載しておくと、RTX-3060積んでます。スペックは悪くないはずなんですけどね。。。

一時ファイルの出力先はSSDにしたり(最終出力先もですが)、なるべく遅くなる要因を無くしたつもりですが、これでも結構ソフトが落ちました(繰り返しますが、その度に心折れましたw)。

で、やっぱりというか、編集ソフトで頑張るより、別ツールでスコア表示動画を作って、最終的に動画に合成するやり方の方が結局良いようですね。
探したところ、バレーボールは見つかりませんでしたが、野球は見つかりました。


バレーボールないのか・・・
じゃあ・・・作るしかないかっ!!

ってわけで、僅かに持ってるプログラミング知識(幸いCとJavaは仕事で使った事がある・・・)を活用してC#に挑戦してみました。新しい言語に挑戦するときはワクワクしますね。

アプリ画面はこんな・・・


死ぬほどだっせぇ(笑)

しかも操作や設定の部分までキャプチャーしちゃうとやっかいなので、PowerDirectorの場合、専用のキャプチャーソフト(バージョンによってはPowerDirector内にキャプチャー機能がある)の部分キャプチャーで水色部分を囲うように範囲を設定します。

合成時に水色はクロマキー合成で消せばOK。

ですが、たぶんこのままだと動画に対してスコアが大きすぎるので、合成時に縮小する必要があります。
で、チーム名やスコアもこのままだと小さくて見づらいかもしれないので、フォントサイズとか調整できるようにしたいところ。
色々機能追加していきたいところですが、このブログ記事のためにネタとして作った側面も大きいので(だって今後動画編集頼まれるとは限らないし・・・)、一応これでfixとします。

実行ファイルおよびプロジェクトファイルは以下のサイトで公開しています。


要.NET Framework 4.7.2です。
VisualStudio2022で作ってます。


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