分析

2009年6月20日土曜日

珍しく(?)ニュースの感想・・・な話

某メーカーで育児休暇明けの女性社員を降格・配置換えさせた問題で訴訟問題になっているとか。

実は来月でうちの嫁さんも育児休暇が終わり、職場復帰します。
会社と色々話合っているようですが、嫁さん本人から所謂降格を申し出たみたい。

ニュースになった件は、多分経営者側が一方的な処分の仕方をしたんで、女性側が納得しなかった・・・という可能性が考えられますね。
育児のためを思って・・・と経営者側は言っているようですが、女性からすれば、育児関係は旦那さんや御両親の協力が得られるので、フルで働けるというつもりだったのかもしれませんね。
ただ、育児休暇を取った方の穴埋めは絶対誰かがやってるわけだし、1年近くやってればその仕事に馴染みはじめるし、その矢先に、じゃあ前任者が戻ってきたんで、お前どいて!ってなかなか言えないんじゃない?
実際の仕事の効率的な側面からも、心情的にも。
だから配置換えっていうのはある意味当然なのかな~って思う。
これは女性に限らず、男だって、長期で休む場合はこういう例はあると思う(病欠、介護、男性の育児休暇も最近は増えてるし)。
女性差別だ!って言ってるみたいだけど、男だって普通にあるんですけどねぇ。
なので、問題は降格に対する説明や調整がちゃんとなされたか・・・じゃないかと。
話はちょっと逸れるけど・・・
噂では某ハウスメーカーは社員に子供が生まれると100万円補助が出るとか。
これはその子供が将来のお客さんになる可能性があり、その場合、100万の出資など大した額ではないという。
本当かどうか分からないけど、こういう思い切った対応されたら、降格されても良いかもしれない(笑)
しかしメーカーのイメージダウンはあるかもね~
メイン業務は子供相手のメーカーでしょ?
それが育児休暇明けの女性社員と裁判沙汰・・・なんてニュースはね。
某ハウスメーカーみたいに、まあ100万とは言わずとも、その子が将来のお客様になるかもしれないという意味で、何か粋な対応をしてると良いのですが。
ちなみに嫁さん、時間短縮勤務の相談をした際、直属の上司に「今こういう情勢(多分不況の事)なので、そういうワガママは云々・・・」と回答されたという。
さすがに相談の段階で「ワガママ」という言葉を使われた事には納得できなかったみたいで、そこは軽く抗議(抗議という程大げさではないが)したみたい。
確かにオイラもその言い方はちょっとどうよ?って思いましたよ。
まあ、「まだ決定してないし、調整する」という事で、単に言い方の問題だけだったみたいですけどね。
ちなみに、今月衆議院通過した法案だと、3歳未満の子供を育児する社員に対しては時間短縮・原則残業免除というのが今度は義務化されるとか。
その上司さんその辺把握してるのかなぁ。
違反会社は公表されるとかって話だけど。
しかし、この法案が執行されれば、当然、育児休暇明けの社員の配置転換は増える可能性が高いでしょうね。
激しく忙しい部署に配属させられなくなっちゃいますからね。
子供のためにという法案が、かえって親のキャリアの足枷に成り得てしまうという・・・
かといって会社も、子供のために休みがちな社員に重要なところ預けるわけにもねぇ・・・
なんとも難しい問題だなとは思いますね。。。

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