自分は単行本勢で設定資料集的なものも購入してはいないのだけど、今回の主役(の一人)となる人物についてはこの作品の割と初期において、存在が示唆され、かつ、ヒーローもの漫画の典型的主人公的要素を持っていた。にも拘わらず、いざ本編に登場するな否や、なんかもう闇落ちまっしぐらで、おいおい、レフトナンバー入りなのか?この人は。
・・・なんて心配してしまっていた。
ヨーン君。やっと話進んだね。何年待ったんだよ。。。
もともとこのファイブスター物語はある程度結果は先に示唆されて、その過程がどうなるかを楽しむといった漫画。
歴史ものを読む感覚に近い。
なので、「城之内 死す」みたいなネタバレでわーきゃー騒ぐ層には絶対合わない(笑)
18巻主役の一人、ヨーンにとって縁のあるデコースなんかも1巻(設定変わる前のね)時点で黒騎士になるのはがっつり匂わされたり。
とはいえ、パルスウェットのストーリー展開とか、4巻登場時点で割と悲愴感がある事も匂わされていたとはいえ、そうなるかーという感じで、なかなかどうして読者(あれ?自分だけ?)の心をえぐってくるな~とか思ったり、だから余計にヨーンにちょっと怒りというか、こいつ・・・っていう気持ちになって作者の術中にまんまとハマったような気がしてそこが腹立つというか(笑)
まあ、魔道大戦という、連載初期ではまったく気配すらなかったものが、気づけばもう連載のほとんどを占めている状況に、ようやく終わり(なのか?)が見えてきたような・・・
10代からの付き合いがまさか50近い年齢になっても、まだ年表の一瞬しか進んでいない・・・いや、ほとんど進んでいない状況に、いやこれ、生きてる間に無事終わるのか?フェードアウトしないか?等色々な意味で心配になってくるんですけどね。。
ぶっちゃけ作者がどこまで描くつもりなんですかね。
まあ、描いてくれるうちには付き合いますがね。。。
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