分析

2018年7月29日日曜日

このミュージカルはロックだ(強引)

昨日台風の中観に行ってきました。
劇団四季、「オペラ座の怪人」公演。
僕あまりミュージカル好きではなかったんですけどね。2000年代、シンフォニックメタルとかオペラ的な構成のメタルとかそういう物を漁っていた背景、2004年(日本公開は2005年)の映画版、たまたま嫁さんがミュージカル等が好き・・・というのも重なって、生を見ることができました。

が!
多分出会いはテクノ版からなのです。ハードロッカーを自称している僕から想像し難い!

そもそも僕ってば90年代前半はテクノ好き。音楽にハマるきっかけのゲーム音楽はロック寄りだったけど、メジャーシーンはTMNetworkや、デジタル色が強い頃のB'zから入ってるからね。

で、おそらくジュリアナ東京とかMaharaja Night辺りのオムニバス盤で出会ったはず。
エイベックスってこの手のCDを出しまくっていく過程で急成長したように記憶してますが。

おそらくこの曲じゃないかと。


シンセの鍵盤は僕にとって、シーケンサーへのデータ入力装置であった頃に、似た趣味を持ってるらしいと聞きつけた同級生(エレクトーン経験者)が自宅に来てくれて、当時手持ちの機材で小フーガト短調(バッハ)を弾くのを目の当たりにして以降、僕も鍵盤を弾く事に興味を持ったのだ。
その背景からパイプオルガンの音色は好きなシンセの音の一つだった。今はハモンドオルガンの音色へ拘りを持ってるけど、実はこの頃こっちはむしろ嫌いな音だったのですよ。。。
でもあれだな・・・最初に手にしたシンセ、EOS B500のパイプオルガンはかなり酷かったな(笑)
ポータブルキーボードや8ビットパソコン内蔵のFM音源の音の方がはるかに良かった。

紆余曲折を経て、シンフォニックロックへの興味、オペラ的な作風に惹かれていた頃に映画版「オペラ座の怪人」ですよ。
割とヒットした記憶がありますが。


これが良くてね。
珍しく映画館で観ましたよ。。。

以来、一度舞台版を見たいなーという思いがあったのですが、周りにそういうのが好きそうな人いないし、一人で行く勇気もないし、そもそも一人で行くほどミュージカルそのものはそれほど好きじゃない(笑)

ただ、幸いなのが、この後に出会って結婚した嫁さんがミュージカル行きたい人で。
レ・ミゼラブル、Cat's、ウェストサイドストーリー・・・etc。
あまり詳しくない僕でも聞いたことのある演目を見に行く事になりましてね。
幸い、静岡市民文化会館、マリナート(清水)、ロゼシアターに割と来るんですよ。
地方で見れる幸運。

がっつり乗っかりましたね。

舞台版だと、こんな感じ。
(劇団四季は当然日本語歌詞ですが)


映画版、エミー・ロッサムも可愛くて良いんだけど、歌の迫力は断然舞台。
劇団四季はCat'sでその歌唱力に圧倒されたので、期待していましたが、期待通りのすばらしさ。
ただ・・・静岡市民文化会館の駐車場が満車、付近に疎いので、駐車場探しに難航し、10分ほど遅刻しました(泣)

で、ロック好きでこの演目に食いつくのは僕だけじゃないわけで。
アンドルー・ロイド・ウェバー版(1986年、サラ・ブライトマンの出世作ですな)の登場以前にもメタル界の重鎮、アイアンメイデンが同作を取り上げたりしてるわけです。
リック・ウェイクマンも出してるはず(持ってたはずなんだけどな・・・)。
日本だと難波弘之さんのSense Of Wonderがやってる(歌詞から察するに中身が割と違うっぽいけど)。

アイアンメイデン


Sense of Wonder


ちょっとホラー的な内容とか、何かロック人間に響くものがあるんじゃないかと勝手に思ってますがね。
どう思います?

ロイド・ウェイバー版はメタルでカバーしてるバンドもありますな。
個人的にはNightwish版が秀逸かな。



他にもLIV MOONのカバーも良いですな。

舞台観て改めてロイド・ウェイバー版はカッコい良いなと。
メインテーマもだけど、劇団四季による演技、演出も良かった。。。
〆はそう来たか・・・と。

シンフォニック指向のロック人間は、ミュージカル苦手~とか思っててもお勧めしておきたい演目でございます。


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