分析

2019年12月31日火曜日

SW EP9見てきた

たった今見てきたところ。興奮冷めやらぬうちに書いておこうと思って。
一応ネタバレはしないでおこうと思うけど、ちょっとでも触れると壮大なネタバレになりそうで、そういう意味では厄介な内容だった(笑)


結論から言うと、個人的には「これがEP1から始まる一連の物語である」事が前提で絶対条件なのであれば、良い締めくくりだったのではないかと思う。

いかんせん、(個人的には)EP3とEP8が色々このシリーズを駄作に・・・特に3が破滅的だったため、ジョージ・ルーカスの残したツケをディズニーが良くも悪くも上手く回収してくれたな・・・と思う。EP8で色々とやらかした部分はここで回収されてるし。
あっさりとね(笑)

ところで、これは僕だけの認識なのだろうか。
地上波で(多分初めてではない)EP6を放送したときだったと思う。
我が家にVHSビデオデッキが導入されて間もないころ(我が家は世間からすると遅い方だった)、これを僕が録るか、兄が録るか、どっちの所有するテープに残すかで揉めたのだが、せっかくの名作の締めくくりの作品とあって、二人とも3倍ではなく、標準で撮りたかがった。で、当時我が家には120分テープしかなく、当時経済力で勝る兄が160分テープを購入し、録画する事となった。
僕は小学生時の小遣いは週に一度、土曜日に貰う100円だったが、兄が月単位で3000円は貰っていたからである。
(100円ショップとか当時は珍しい存在だったなぁ・・・デパートの一角にぽつんとあった程度だったと思う)

3倍?となってしまったお若い方のために解説すると、VHSテープが通常、120分と160分があり、標準画質で録画すると、仕様の通りの時間録画できるのだけど(ピッタリではないのだけどね)、3倍モードといって、テープの回転数を遅くすることで、画質、音質は劣るかもしれないけど、仕様の3倍長時間録画できるという機能が大抵ビデオデッキに備わっていた。

その解説で、淀長さん(淀川長治さん・・・映画評論家で、日曜洋画劇場の映画本編の前後に登場し、映画の見どころを本編前に、解説を本編後にしていた)が、スターウォーズは全9編で、これからやるのは真ん中の3部作の締めくくりと言っていた記憶がある。

なので、2000年代だったかにEP1が始まって、しかもいつの間にか、6部作で終わりみたいな扱いになっていたのに、ものすごく戸惑ったものだった。
僕はあの時、EP6で感動し、その続編がいかなる物語になるのか、強くなったルークが出てくるのか、とか色々想像して、楽しみにしていたものだったので、EP1~EP3で終わりとなった時にかなりがっかりした。
誰も当初9部作と言わず、6部作で納得していたので、なんだ、自分の記憶違いだったのかと、一人言い聞かせていたものだった。

なので、ディズニーによる買収、続編の制作を知った時は、嬉しかったし、実際EP7はEP1~EP3までの派手なアクションだけに偏った演出ばかりではない所も嬉しかった。
もうあの無駄な剣舞は要らないだろうと思っていたし、今回も殺陣のシーンは変なチャンバラで時間稼ぎするような演出も無かったので、個人的にはそこも含めて、良かったと。

逆にEP1すら要らないぐらいじゃなかったかなと。
ジャー・ジャー・ビンクスまじ不要(笑)

ただまあ・・・いろいろ事前にネタバレ含めて感想をチェックしていたけど、意見が割れる展開ではあるだろうな~と。
我が家・・・子供はEP4~6、EP1~3、そしてEP7、8、ローグワンの順を経て(8とローグワンはどっちだったかあやふや・・・)、EP9という僕と同じ順を体験してもらったわけだけど、ものすごく納得していたし、スッキリしていた様子だった。
僕も同じだった。
映画館で見たのはEP3だけだっただけに、EP9のスッキリとした終わりは納得できるものだったし、EP7からの流れでいうと、このように終わるのが良かったんじゃないかと思う。

まあ、突然スパイと名乗ったアイツ結局なんだったの?とか、まだまだ不明点あるけど、これはまた、詳しい人の解説でもネットで漁りながら、理解を深めたいと思う。

熱心なファン・・・ではないのだけど、淀長さんの9部作発言と認識していた僕としてはなんだかやっとこのシリーズに区切りが付けられてうれしい限りだ。

見た事ないという方は某お笑い番組で、シリーズを一度も見たことがないという芸人さんが、エピソード順に見せられて混乱するという事をやってはいけない(笑)

4~6、1~3、7~9の順で是非見て頂きたいと思う。
さて、僕はリニューアル版のEP4~6になんだか違和感を払拭しきれていないので、本当の旧作をこれから当たるつもりでいる。。。
特にEP6の終わりはなぁ・・・





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