青森県では都内から帰省した方の家に批判のビラが張り付けられていたという。
自分は医学者ではないし、統計とか、いやもう頭使う事はからっきしだ。そんな人間の戯言ではあるのだけど。
冒頭に書いた、ビラを貼った人間。
このようなおバカさんがなぜ湧いてきたのか。
あるいは、イソジンを買いに走ったおバカさんはどうして湧いてきちゃったのか。
そりゃもう原因はTV、新聞、その他、ネット以前からあるマスコミ各社のせいとしか思えない。
３月から報道では毎日毎日コロナ、コロナである。
そして自粛、自粛だ。
Weblio 辞書から。
いつから、自粛って人から強制される意味で使われるようになったんだっけ・・・
状況がまだ掴みきれてない頃の３月。学校休校や出社の抑制等はある程度仕方なかったかもね。とは思ったし、著名人が新型コロナで死去する事もショックとして大きかった事もあると思う。
だけど、実際は持病があったりしているケースで、他の肺炎を発症するケースと大体似たようなケースのようだ。
どこぞの大統領ではないけど、状況的にちょっと酷い風邪という認識はあながち危険といわれる程の事でもないように思える。
それを「自粛しろ！！」って・・・
もう自粛じゃなくて、強制、強要なんですけど。
ところで、今回違和感を感じる一番は、なぜ新型コロナだけがこんなにも騒がれるのか？という事。
感染症拡大が今問題視されているのは何も新型コロナだけじゃない。
エイズ、梅毒といった性感染が感染拡大の要因の一つと言われる感染症も爆発的とは言わずとも、かなり深刻化しているという。
ヒトTリンパ好性ウイルス。
これは特に日本人固有のものとされ、研究では縄文人との関連も指摘されている。
発症率は低いが、無自覚のまま人に感染させる可能性のあるウィルスだ。
といっても感染経路が、授乳、輸血、性行為と限られている。
確か南米の（チリの山岳地域に住んでる民族だったかな？）原住民も同じものを持っていて、縄文人が高度な航海術を持っていた、偶然南米までたどり着いたのではないか？という興味深い仮説もある（確かグレートジャーニーで言ってたような・・・）。
あと、かつては不治の病の一つと思われていた結核。
これも潜伏期間が異常に長い場合があり、若いうちに感染、たまたま孫に感染させてしまったのち、自身も発症、両者共に結核が原因で死亡という事例もあったとか（アンビリバボーだったかな）。
結核に関しては、90年代終わりから2000年代に確か薬物耐性ができたものが出始めてちょっとした騒ぎになった記憶がある。
自分は絶対にこれだけには感染したくない、エボラウィルスだけど、これだって、毒性が強すぎて、宿主となった人間を早期に死なせてしまうために感染拡大には至らないというのが確か通説だったと思う。
これだって、サルを媒介にパンデミックを起こしかねない事件が実際にアメリカで発生している（これを元にした小説がホットゾーン、さらにそれを元にしたフィクションとして映画化したのがアウトブレイクだ）。
このホットゾーンにはあとがきにウィルスについての補足事項が書かれていた（初版はね。今は知らない・・・）けど、ウィルスの進化速度は驚くほど早く、先に書いた結核（こっちはウィルスじゃなく菌だけど）が薬物耐性を獲得してしまって問題になったり、もともと共存している自然宿主から突然、哺乳類全体に感染するように変異してしまう事もある。
SARS、MARSが騒がれたけど、あれも変異して人間に感染するように変異した結果だったはず。
で、何が言いたいのかっていうと、常にウィルス感染の脅威ってのはすぐそばにあるんだよねって事。
だけど、今まで意識して生活してた？
今回、インフルエンザ並か、それより危険性は低いという説が言われ始めている新型コロナなのに、急に感染症に対する風当たりというか、強くなりすぎている気がしてならない。
気を付ける事は大事だし、できれば自然に耐性が身につくように、緩やかに、静かに感染拡大ってのが、対ウィルス（毒性が弱いものに限るけど）としてあるべき姿じゃないかな。
何も感染リスクがほぼない、海水浴場とかまで閉鎖しなくても・・・と思ったりするのだけど（海の家や、シャワー室（あるのか？）で密になったり、ライフセーバーの確保が難しいってのがあるのかもしれないけど）。
しかしTVで街頭インタビュー受けてる人たちの多くが感染拡大を気にしている割に、COCOAの普及率がイマイチなのも何か変。
厚労省に信頼がないのか(笑)、アプリの効果に期待してないのか知らないけど、インストールしていて不具合もないように思えるけど、国民みんな気にしてまっせ的な話を耳にする割に、普及しないんだな～と。
これも「なんだかな～～～」と、今は亡き阿藤快さんバリに言いたくなるのだが。
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